- ニュースハノイ
- 2022/11/14
ベトナム日本人材開発インスティチュートは、日本式国際ビジネス学士課程及びデジタルビジネス学士課程の2022-2023年新学期始業式を開催しました
2022年11月14日、外国貿易大学のベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、日本式ビジネス学士課程(JIB)とデジタルビジネス学士課程(DB)の新年度の始業式を開催しました。
式典には、両学士課程の設立・実施を支援してきた、在ベトナム日本国大使館、国際協力機構 (JICA)、ベトナム日本商工会議所(JCCI) やベトナムに拠点を有する日本企業の代表者、日本のパートナー大学である 立教大学、関東学院大学、早稲田大学、東洋大学の先生方、更に、長期ビジネス研修経営塾の同窓会の皆様にご参加いただきました。
外国貿易大学(FTU)・VJCCインスティチュートからは、FTU副学長や総務部長、VJCC インスティテュート所長、JICAプロジェクトチーフアドバイザー、ビジネス研修及び経営塾の講師、VJCC インスティテュートの職員、約 350 人の学生(JIB及びDBの121 人の新入生を含む)とその父母が参加しました。
外国貿易大学を代表して挨拶したファム・トゥー・フォン副学長は、K61の新入生が外国貿易大学、特にVJCCインスティチュートの「大家族」に加わることを歓迎し、リベラルアーツ教育の重要性に言及するとともに。同大学が実践的な教育理念に基づき、創造性、卓越性、責任感、勇気、多様性、調和という6つのコアバリューを土台に、誠実さ、責任感、創造力を養う教育活動に取り組んでいる旨を説明しました。
写真1:外国貿易大学のファン・トゥー・フオン副学長は新入生を歓迎し、大学の教育方針について説明しました。
VJCCインスティチュートの グエン・ティー ・ヒエン所長は、両学士課程の概要を説明し、基礎から実践的な内容までをカバーし、日越両国の産官学の支援を受ける教育プログラムの質の高さ、将来のキャリアを広げるために必要な知識・スキル習得の豊富な機会について言及しました。
写真2:VJCCインスティテュートのグエン ティー ヒエン所長は、教育プログラムの質の高さと、提供される様々な機会について言及しました。
来賓を代表して挨拶された在ベトナム日本大使館の渡邊次席公使は、日本とベトナムの関係が、「広範な戦略的パートナーシップ」の下、あらゆる分野において力強く発展していること、2023年に日本とベトナムが外交関係樹立50周年を迎えることに言及しつつ、学生達が学業を通じて成長し、近い将来、日本とベトナムの架け橋となり、両国関係の更なる発展を担うことに期待を表明しました。
写真3:来賓代表として、在ベトナム日本国大使館 渡邊次席公使からご祝辞を賜りました。
続いて登壇した、国際協力機構(JICA)経済開発部の下川貴生部長は、JIB及びDBの両学士課程の学生に対し、インターンシップやビジネスコンテストなどを通じた日本関係者との交流機会を成長の糧として活かすことを期待するとともに、同学士課程はビジネス研修の成果を活かした優れたプログラムであるとの評価を示し、ビジネス研修同様にJICAとしての支援を継続して行く旨約束しました。
写真4:JICA経済開発の下川貴生部長から祝辞を賜りました。
なお、式典では、経営塾同窓生の企業である、フオンマイ家具会社から6000万ドン、ガマリフト合資会社から3000万ドン、ビンミン貿易サービス生産投資会社から4000万ドン、ハネルグループから5000万ドンの奨学金を授与されました。
最後に、K61の新入生121名を代表して、デジタルビジネス学士課程のグエン・リン・ニーさんは、外国貿易大学、VJCCインスティチュート、そして学士課程を支援する国内外の産官学の組織に対し謝意を伝えるとともに、生徒たちが今後真摯な姿勢で勉学に励み、自らの精神を高めることで、輝く世代を創造すべく全力を尽くす旨表明しました。
写真5:在ベトナム日本大使館の渡邊次席公使に対し、K61の新入生121名を代表してグエン・リン・ニーさんが、感謝を込めて花束を贈呈しました。
2022-2023年度新学期の始業式は、学士課程に携わる講師と生徒達が、あらゆる困難を克服し、新しい喜びと成功に満ちた新学期を過ごすことを共通の思いとすることを確認し幕を閉じました。
写真6:始業式典終了後の参加者による記念撮影写真