- ニュースハノイ
- 2023/10/16
ハノイ経営塾第17期の閉講式と第19期の開講式について
写真1:ハノイ経営塾第17期の閉講式及び第19期の開講式の記念写真
2023年10月16日、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC)は、第17期ハノイ経営塾の閉講式及び第19期ハノイ経営塾の開講式を開催し、第17期生30名の修了・卒業と第19期生30名の入塾を発表しました。開講式には、FTU及びVJCCからは、トゥアンFTU学長、トゥイFTU大学評議会議長、ヒエンVJCC所長他、FTUの部長、VJCC職員らが参加しました。また、来賓として、渡邊在ベトナム日本国大使館次席公使、久保JICAベトナム事務次長、黒須JETROハノイ事務所次長の他日本政府機関、日系企業、大学関係者に出席頂きました。また、経営塾クラブの幹部を含め、経営塾卒業生である企業経営者にも参加頂きました。
写真2:FTUトゥアン学長及びVJCCヒエン所長の挨拶
式典の最初にVJCCヒエン所長から、経営塾の取り組みと成果に係る説明がなされ、続いて登壇し挨拶をしたFTUトゥアン学長は、17期生の努力を称え、新たな参加者の模範となるよう求め、19期生に対しては、経営塾を通じて知識と考え方・精神を学び、ネットワークを構築するよう促し、経営塾生の団結を図り、ベトナムの社会、国家の繁栄のために資するよう期待を表明しました。
写真3:渡邊次席公使による祝辞
写真4:JICAの久保次長による祝辞
来賓挨拶では渡邊次席公使からは、日越外交関係樹立50周年となっている本年、日越関係はこれまでで最も良好であり、起業家精神に溢れる元気なベトナムの若手経営者がその良好な関係をさらに発展させることを期待する旨の表明がありました。JICA久保次長からは、経営塾が「日越式」ビジネス教育の新たな拠点となっていくこと、経営塾の強味である同窓会のネットワークに参加し、これをビジネスに生かし盛り立てるよう期待を表明しました。
写真5:TAJベトナム社Quynh会長による挨拶及び会場
この後、第17期生の学びの軌跡をまとめたビデオ上映がなされ、卒業生30名を代表しTAJベトナム社のQuynh会長から経営塾を通じて実用的な知識と価値を得られたことに感謝するとともに、今後経営塾クラブでの多角的な協力を推進して行くことの決意表明がありました。
引き続いて、トゥアンFTU学長、渡邊次席公使、久保次長から、卒業生30名に対し、修了証、日本大使杯、花束の授与が行われ卒業を祝しました。
写真6: 第17期ハノイ経営塾生に対し、日本大使杯(トロフィー)と卒業証書が手交
写真7:「われら経営塾」を合唱
写真8:CIU Huong会長による決意表明
卒業生30名は、経営塾卒業と同時に同窓会組織である経営塾クラブへの入会が認められ、その入会式がビン副会長から卒業生各自にバッジ授与をすることでもって行われ、「われら経営塾」を合唱し締めくくられました。
その後、新しく入塾する第19期30名の紹介が行われ、その代表としてCorporation Infrastructure Urban Joint Stock CompanyのHuong会長は経営塾を通じて学び合い、より良い価値観を求め広めること、また、持続可能な企業経営を通じて国際的に活躍し、ベトナム企業、市場の魅力を海外に示すよう取り組むことを表明しました。
VJCCは、引き続き、このような経営塾の開講を年4回、中短期のビジネスコースの開講を年80回近く行うことにより、日越両国の発展に資する産業人材の育成を進めて行きます。