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  • ニュースハノイ
  • 2024/03/15

VJCCとJCCIの協力覚書MOU締結記念セミナーの開催について

2024年3月15日、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC)とベトナム日本商工会議所(JCCI)の協力覚書MOUの締結を記念するセミナーが、第62回ビジネスフォローアップセミナー(BFS)として開催されました。

写真1:会場の様子

セミナーには、VJCC、JCCI、ベトナム経営塾クラブの代表者及びVJCCのビジネスコミュニティから合計52名が出席しました。

会場では、2023年12月にファー・ミン・チンベトナム首相の立ち合いのもと東京で開催されたVJCCとJCCIのビジネス連携と人材育成に関する協力覚書MOU交換披露式の様子のビデオが流され、両者の関係が新たな段階を迎える重要な節目となったということが再確認されました。

写真 2: 12月の覚書交換イベントの振り返り

最初に、VJCCグエン・ティ・ヒエン所長は両国の緊密な関係を改めて強調し、ビジネスネットワークの促進を通じて両国の企業間の新たな協力機会を生み出すことを強調しました。

写真 3: ヒエン所長のオープニングスピーチ

続いて登壇した経営塾クラブのダオ・チュン・キエン副会長は、経済・文化・社会の各分野において、JCCIとの協力の機会をさらに拡大したいとの抱負を述べました。また、ベトナム企業と日本企業のパートナーシップを強化することの重要性を強調しました。

写真 4: ダオ・チュン・キエン副会長のスピーチ

続いて、JCCI会頭で双日ベトナム総代表の木ノ下忠宏氏が「ベトナムにおける事業展開の経験とJCCI会頭としての振り返り」と題して講演を行いました。

写真 5,6: 木ノ下会頭の講演

木ノ下会頭はユーモアを交えた自己紹介を皮切りに、総合商社とはどのような企業か、双日はどのような総合商社か、総合商社のあるべき姿、そしてJCCIの活動について、計90分を超える講演となりました。特に、トレードから事業投資が経営の軸になっている状況下での投資判断のポイントであるとか、1980年代からのベトナム企業との協力関係を築いた事業経験からの学び、気付き、特に、植林チップ事業などでベトナムの人々の雇用創出、環境保護、生態系保全など地域社会への貢献など多くの事業経験は経営塾企業にとって自身の事業展開に大いに参考になる話が盛り沢山な内容でした。また、企業の最も貴重な資産として「人」を重視する日本の経営哲学の実際などについても質疑応答が多く交わされました。

JCCIは1992年発足しこれまで32年間、VJCCは2000年に設立され24年間。この両組織が協力覚書MOUを交わし、新たに協力関係をスタートするにふさわしいセミナーとなりました。

写真 7: 記念撮影

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