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  • 2021/02/04

VJCCホーチミン校 施設改修完成式典が執り行われました。

ベトナム日本人材開発インスティチュ—ト(VJCC)ホーチミン校では、昨年12月から開始された施設改修工事の完成を祝うため、2021年1月26日(月)10時より、日越両国の関係者を招いて完成式典を執り行いました。

式典には、日本政府を代表し、在ホーチミン日本国総領事館より渡邊信裕総領事が出席し、この他、国際協力機構(JICA)、ベトナム・ホーチミン市日本商工会議所(JCCH)の代表者、貿易大学(FTU)学長、南部経営塾クラブの代表者等が参加しました。

式典ではまず、VJCC所長のグエン・ティ・ヒエン氏から開会の挨拶があり、本改修工事にあたって協力を得た各関係者に対し感謝の意が示されました。特に、本改修工事にあたり、かつてVJCCの「経営塾」*で学んだ卒業企業2社から、各社の製品(ロイヤルグループから床材、NP-NAPHTHA社から駐車場資材)の無償提供があったことは、特に大きな感謝の意をもって紹介されました。

次に、VJCCプロジェクトディレクターでもある貿易大学(FTU)学長のブイ・アイン・トゥアン氏より、本施設の改修は、FTUが計画する他キャンパスの拡張工事計画と併せ、さらにFTUが目指すビジネス拠点としての大学組織強化をさらに志向するものであることが明確に示されました。学長は、今後のFTUにとって、民間企業との協力は不可欠であり、IT分野やデジタル化についても更に促進していくこと、スタートアップのエコシステムをさらに強化すること、VJCCにはその計画のハブとなり、日越関係の更なる深化に向けて今後も活躍してもらいたいと、その役割を期待する言葉が述べられました。

次に、日本政府を代表し、在ホーチミン市日本国総領事館、渡邊信裕総領事からは、以下のメッセ―ジを頂きました。「現在、世界中を席巻する未曽有のコロナ禍という状況にあっても、ベトナム経済はプラスの成長率を維持し、特に南部は、ベトナム経済の牽引役として、1000社以上の日系企業が進出し、コロナ禍でも昨年比純増という投資意欲を見せている。今後ベトナムが引き続き企業の進出先として競争力を保つうえで、裾野産業及び地場産業の強化、とりわけ優れた経営者・管理職人材は不可欠であり、VJCCの担う役割は大きく、今後の更なる人材育成プログラムに期待している。」

VJCCでは、約2か月の改修工事を経て、1階部分にモバイル式パテションを備えた最大200人まで収容可能な教室(新たにNagoya Roomと命名)と隣接するFTUの学生が自由に使用することが可能な「オープンスペース」(100人収容可)が新たに増設されました。 各部屋には、エアコン、LEDライト、テーブル、椅子などの設備が完備しています。

新たに生まれ変わった新しい施設と設備により、今後もVJCCホーチミン校は、ベトナムと日本の皆様に対し、最高のサービスと質の高い研修を提供していきます。

*経営塾とは:VJCCが実施するベトナム企業経営者・幹部に対して、企業経営に必要な実践的な知識を、約10ヶ月かけて学ぶ、体系的な研修制度。自らの力で課題を見つけ、解決策を考え、実践する力を養成することを目的としており、講義の他、ベトナムの事例を題材にしたグループディスカッション、企業訪問など多角的に学べる環境が提供される。講師は主にビジネス経験豊富な日本人の専門家であり、講義やコンサルティングを通じ、経営者の使命や企業の社会的責任含む日本式経営についても教えている。現在ハノイ / ホーチミン / ハイフォンで開講されている。

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