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ものづくりロスZeroへのアプローチ (-現場で生かせる“作業改善・設備改善・現場管理”の実践手法-)

開催日
2022年04月20日〜22日
受講料
3.800.000 VND/人 (教材費を含む) (開催場所により異なる場合があります)
3人以上の参加者グループは3%割引、5人以上の参加者グループは5%割引 10人以上の参加者グループは10%割引
対象者
全産業分野の、主として中小企業の経営者、中間管理職、現場の管理監督者
言 語
日本語(ベトナム語通訳付き)(講師はオンラインで日本から参加します)
会 場
VJCC ハノイ校、ホーチミン校

ものづくりロスZeroへのアプローチ (-現場で生かせる“作業改善・設備改善・現場管理”の実践手法-)

コースのご紹介

生産性向上に必要なムダ・ロスの考え方を体系的に説明し、それぞれの段階におけるムダ取りのツールについてそのポイントを紹介いたします。
(1)現場管理ツールである日報管理によるムダ取りについて
① 稼働率向上:1日の時間の中で、仕事ができない多くの非作業のムダを無くす。
② 能率向上:実際に作業した時のパフォーマンスの良し悪しを能率(能率:標準時間に対する実績時間の効率)で評価し作業のムダ取りを行う。
③ 総合能率:生産現場の効率とは、時間の使い方と作業の効率の2つの側面から効率を追求し、1日の時間の中でいかに効率的生産が行われたかを常に意識し、“総合能率=時間稼働率×能率”で生産性を評価し最高効率を追求する

(2)生産現場のムダ取りは、まず工程改善により。運搬・停滞のムダを無くす改善が必要
ですが、そのためには“流れ生産化”を進めなければならない。しかし、それには多面的改善が必要であり今回は現場作業の改善ツールとして“人による作業改善”“設備加工にともなう設備ロス改善”を紹介します。

(3)人による作業改善は、4つのステップで改善を進めます。
①作業改善⇒②治工具改善⇒③動作改善⇒④標準化
*①作業改善は、BGDによる改善
*②治工具改善と③動作改善は、少同短楽(動作経済の4原則)による改善

(4)設備加工にともなう設備ロス改善は、“チョコ停ゼロ”の改善を紹介します。
   設備改善の基礎には以下の3つのポイントが重要であり、その考え方を通して改善ツールを紹介します。
*①不具合現象の原因構造
*②微欠陥の存在
*③原理・原則
以上3つの切り口で改善する

ものづくりロスZeroへのアプローチ (-現場で生かせる“作業改善・設備改善・現場管理”の実践手法-)

講師のご紹介

平田 康浩 Yasuhiro HIRATA

1974年に松下電器産業㈱(現:パナソニック㈱)に入社し、電化(ホームアプライアンス)事業に従事。生産技術の専門家として、生産システム、ITシステム、工法開発等数々の成果を上げた。1998年からは、人材開発カンパニーの「ものづくり研修センター」に所属し、IEや生産革新の研修をはじめとする人材育成研修の再構築に尽力した。同時に、パナソニックグループの海外生産拠点で現場の実践指導にあたった。同社モノづくり成果発表会で2つの金メダル獲得。