- ニュースハノイ
- 2023/04/04
ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、日越学生間の交流を促す取り組みの一環として、立教大学の生徒の訪問を受け入れました。
外国貿易大学のベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、本年2月22日(水)に、訪問を受けた立教大学の学生に対し、VJCCインスティチュートの活動紹介他の特別講義を行いました。
VJCCインスティチュートは、立教大学との間で、2019年9月に学生や講師の交換交流を含む相互協力に関する覚書を締結しています。これまでVJCCインスティチュートが運営する日本式国際ビジネス学士課程の多くのクラスで、立教大学の先生方に講師として協力していただいている他、ビジネスモデル策定を実践的に学ぶクラス(V-Biz)に立教大学の学生が参加し、ベトナム人学生とともにモデル策定とプレゼンテーションを行ってきました。
今回の訪越では、立教大学から、日本式国際ビジネス学士課程で講師を務める尾崎俊哉教授が引率する経営学部の2~4年生13人が参加しました。生徒達に対し、グエン・ティー・ヒエン所長からはVJCCインスティチュートの設立の経緯や活動について、唐澤雅幸チーフアドバイザーは、ベトナムの社会経済について説明しました。
質疑応答では、立教大学の学生達から、街中の交通渋滞を踏まえた交通インフラ整備に係る進捗や、ODAの役割などについて質問があり、過去10年程の間に進んだインフラ全般の整備状況や、開発段階に応じたODAの役割や規模の変化について意見が交わされました。
左・右:VJCCインスティチュートの活動紹介、ベトナムの社会・経済情勢に係る説明を聞く立教大学の大学生達
VJCCインスティチュートは、日越の架け橋となる両国の学生達の交流を促し、その育成に寄与すべく、立教大学など日本の大学と連携し、学士課程を含む効果的なプログラムの形成と実施に努めて行きます。
VJCCインスティチュートに来訪した尾崎俊哉教授と立教大学の学生達