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  • ニュースハノイホーチミン
  • 2022/03/29

ベトナム・日本人材開発インスティチュートが実施した経営塾特別補完プログラムは参加者がオンリーワン企業を目指す機会となりました。

3月10日及び11日、ベトナム・日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、パナソニック山本亘苗元常務役員及び株式会社葉山電器製作所葉山俊郎社長を講師として、長期ビジネス研修プログラム経営塾のハノイ及びホーチミン第14期生、ハノイ第15期生、ハイフォン第4期及び5期生を対象とした、訪日研修に向けた特別補完プログラムを実施しました。

特別補完プログラムは、コロナ禍の影響で訪日研修が実現していない研修生のために、訪日研修で取り組むべき課題を確認し準備する機会を提供するために開催したもので、北海道中川郡に所在する葉山電器製作所グループ十勝葉山電器(株)からの遠隔講義形式で行われました(JICAより受託した㈱リロエクセルが実施を支援)。

初日(10日)は、山本講師から、組織改革にとどまらず、資金重視の評価などの〈しくみ改革〉を併せて実行することの重要性、川上から川下へのモノの流れの時間短縮と在庫の圧縮に着目したサプライチェーン、より多くの課題解決を目指すことで生まれる(アンドの知恵による)革新、自利と利他両立の重要性等についてオンリーワンと評価し得る多くの企業事例を交えて講義いただきました。


(山本講師からは、日本の産業界のOnly Oneを目指す歩みと、顧客の信頼を得るOnly One企業での従業員の大切さについてもご説明頂きました)

二日目(11日)には、葉山講師から、パナソニックとともにサプライチェーンを築く葉山電器製作所グループが、商品開発から生産工程迄、様々な分野の設計を同時に相互に関連付けて実施していること、川上・川下の分野を取り込み、顧客に新しいサービス・商品を提案するとともに、一貫生産を行うことによりリスク管理・コスト削減を図るなど、同社のオンリーワン企業を目指す取り組みについてご講義いただきました。十勝葉山電器(株)の工場のVideo視察、同工場で就労するベトナム人職員の活躍や生活環境についての紹介にも時間を割いていただきました。


(葉山講師からは、葉山電器製作所のOnly Oneを目指す取り組みについて講義頂き、十勝葉山電器の工場視察機会を提供いただきました)

約60名の参加者は、コロナ禍やウクライナ情勢など、国際的な政治・経済環境の変化の中で、どのように経営上のリスクを管理し行くかなど熱心に質疑応答を行い、それぞれがオンリーワン企業を目指す姿勢をもち、実現に向けた取り組みを強化することを確認しました。


(特別補完プログラム終了後の山本講師、葉山講師と参加者との記念撮影)

VJCCインスティチュートは、ベトナム企業に様々な知見と機会を提供していただける日本企業の皆様と協力し、日本各地でのビジネスマッチングを含む経営塾日本研修の実施など、日越の企業が裨益する取り組みを進めて行きます。

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