- ニュースホーチミン
- 2021/03/17
JICA北陸センター主催、「ベトナムオンラインセミナー ～コロナ禍でもプラス成長するベトナムとのビジネスを始めませんか？～」に参加しました。
2021年3月16日（火）、JICA北陸センター主催、ベトナム日本人材開発インスティチュート（VJCC）共催のベトナムオンラインセミナーに、同インスティチュート（VJCC）ホーチミン校に派遣中の小川久美子JICA専門家が登壇しました。当日は北陸三県の民間企業を中心に78名の方が参加しました。同セミナーは、途上国の中でも民間企業の進出が顕著で、コロナ禍においてもプラスの経済成長が見込まれているベトナムに焦点をあて、JICAベトナム事務所及びVJCCによるベトナムのリアルな現状を共有し、企業の方々との相方向の意見交換を目的とし開催されたものです。
当日は、まず、JICAベトナム事務所の高内 康司企画調査員より 「ベトナムの経済とコロナ概況と対応」について発表がありました。特に、コロナ禍における、ベトナムへの入国に係る規制や状況につき、参加者の関心を集めました。
VJCC からは、 「VJCCの活動と経営塾 で学ぶ元気なベトナム企業紹介、日本企業様向けの提供 サービスについて」というテーマで発表を行いました。特にVJCCが実施する各種研修コースや事業内容に加え、コロナ禍でも元気な企業の紹介ということで、ホーチミン市内で鋼製電線管等の製造販売を行っている、Cat Van Loi社（経営塾第6期生）の取り組みについても具体的事例の紹介として発表を行いました。同社はコロナ禍においても売り上げを約3割もアップさせ、様々な工夫をこらしながら、順調に事業を成長させている会社です。
この他も経営塾第1期生のFECOM社の事例を取り上げた、経営塾生自身が作成した動画の紹介も織り交ぜながら、経営塾参加企業の成長と挑戦につき、理解を深めて頂きました。
その他、昨年8月にリニューアルしたVJCC日本語ホームページの活用も踏まえつつ、日系企業の皆さまにご利用頂けるVJCCの各種サービス（現地企業紹介、商談会のアレンジ、研修事業、施設利用等）についても説明を行い、VJCCを広くご活用頂くよう、PRに努めました。
是非、この機会に、コロナ禍でも元気な企業が多数存在するベトナムにさらに関心を持って頂き、こうした企業と強いネットワークを持つVJCCの各種サービスをご利用頂けるよう、周知できたらと願います。
今後もVJCCでは、こうしたオンラインセミナーを広く実施していきたいと考えています。
※経営塾とは：VJCCが実施するベトナム企業経営者・幹部に対して、企業経営に必要な実践的な知識を、約10ヶ月かけて学ぶ、体系的な研修制度。自らの力で課題を見つけ、解決策を考え、実践する力を養成することを目的としており、講義の他、ベトナムの事例を題材にしたグループディスカッション、企業訪問など多角的に学べる環境が提供される。講師は主にビジネス経験豊富な日本人の専門家であり、講義やコンサルティングを通じ、経営者の使命や企業の社会的責任含む日本式経営についても教えている。現在ハノイ / ホーチミン / ハイフォンで開講されている。
