- 日本語コース募集ニュースハノイ
- 2023/02/28
ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、日越学生間の交流を促す取り組みの一環として関西学院大学の生徒の訪問を受け入れました。
外国貿易大学のベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)は、本年2月28日(火)に、関西学院大学の学生と外国貿易大学で日本語を学ぶ学生の間で交流会を開催しました。
VJCCインスティチュートは、関西学院大学との間で、2016年の10月に学生ボランティアの受け入れに係る覚書を締結し、以後年2回のペースで、2~4名の学生を4~5か月間の間受け入れてきました。コロナ禍の影響を受けた2019~21年は受け入れを中断しましたが、昨年9月から受け入れを再開、本年1月迄2名の学生がVJCCインスティチュートのビジネス研修や日本語研修などの運営に参加しました。
今回の来訪では、関西学院大学から、国際教育・協力センターの押切康志教授が引率する海外フィールドワークプログラムの1年生から3年生13人が参加しました。唐澤チーフアドバイザーによるVJCCインスティチュートの活動紹介に続き、事前に関西学院大学の学生から提出された関心事項に従い、4分野(高等教育、ハノイ交通事情、農業、初等教育における少数民族や障がい者)について外国貿易大学日本語学部及び日本式国際ビジネス学士課程の生徒15名がプレゼンテーションを行い、これを踏まえて質疑応答が行われました。
関西学院大学の学生達からは、外国貿易大学の学生の説明に対し、一番現状を知っている人たちからの説明は、自分たちとは異なる視点の情報が多く含まれていてとても参考になった、日本語能力の高さに驚いた、日本に関心がある学生がたくさんいることを知って嬉しくなった、と言った声が聞かれました。
左・中央:外国貿易大学学生のプレゼンテーションと質問する関西学院大学学生、右:交流後の交流会参加者による記念撮影 |
VJCCインスティチュートは、日越の架け橋となる両国の学生達の交流を促し、その育成に寄与すべく、関西学院大学など日本の大学と連携し、学士課程を含む効果的なプログラムの形成と実施に努めて行きます。