- ニュースホーチミン
- 2020/09/08
VJCCホーチミンの試み！ ～現地企業と新型コロナウイルス感染症（COVID-19）を 共に乗り越える～
現在、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行はベトナム全土、特にホーチミン市内では比較的抑制されています。しかしながら、ほとんどの地場企業のビジネスおよび生産活動は依然として大きな負の影響を受けています。ベトナム商工会議所（VCCI）の第1四半期の調査レポート[1]によると、85％近くの企業は、消費市場が縮小したことから、資本不足とビジネスキャッシュフローの課題にさらされています。また、業務縮小の関係で、約43％の企業は労働力を縮小する必要があり、約82％の企業は、2019年度と比較して、収益が減少すると回答しています。今後もこの状況が継続すると、約半数の企業はあと半年しか持ちこたえることができず、約3割の企業は3か月もこちこたえられない状況に陥ります。
2020年6月に開催した緊急時における企業活動に関するオンラインセミナーに参加する経営塾クラブのメンバーたち
このような状況を鑑み、VJCCホーチミンでは、困難に直面する企業を支援する一環として、同施設ロビーに設置されている各企業の展示ブースのレンタル契約を半年間無料で延長することを決定いたしました。VJCCホーチミンは、COVID-19の困難下における各企業を応援し、共にこの難関を乗り切るための協力を今後も継続していきます。
各地場企業にレンタル中の展示スペース（VJCCホーチミン ロビーエリア）
